[ゆらゆら揺れるクリスマスツリーのモビールキットです]
吊るして飾ることのできるクリスマスツリーの刺繍キットです。
あえて中に芯や綿を入れず、人や風が通るたびにゆらゆらと回転する作りにしました。
目に入りやすい導線にぜひどうぞ。
裏にはさりげなく、メッセージを刺繍。
※こちらは透明のテグスで天井から吊っています。
(後ろの額装
アルファベット刺繍の本掲載 "クリスマスアルファベット")
[ブロックプリントの布とカゴの刺繍が主役です]
布はダークグリーンの唐草模様のブロックプリント(※1)。
大きなお花が特徴的で、シックだけれど華やかな主役級の布に、ナンタケットバスケット(※2)のクリスマスオーナメントをイメージした刺繍を合わせました。
クラシカルで端正なナンタケットならではの印象が、布の魅力を引き立ててくれます。
時々、染めむらや糸と糸を結び合わせて織ったと思われるような部分など「手仕事なのだ」と感じられる部分が含まれます。
それを「心からかわいらしい!」とリスペクトしながらデザインしているキットになります。
なお、封入前に洗いとアイロンかけ、コロコロかけをしながら確認をし、不良と思われる部分は取り除いておりますのでご安心ください。
※1 ブロックプリントとは?
インドの伝統技法であるブロックプリント。
木版を少しづつずらしながら手でインクを乗せてプリントする、とても手のかかる技法です。
全て手作業のため模様の出方が均一でないこともあり、カスレや版ズレなどが部分的に生じるのですが、それこそが魅力。判ズレマニアとしてはたまらない布なのです。
※2 ナンタケットバスケットとは?
アメリカのナンタケット島発祥の伝統工芸。唯一社交界に持っていくことのできるカゴバッグとしても有名で、エリザベス女王に献上されたこともあるとか。先生に教えて頂き、今まで3つ編んだのですが、きらびやかなエピソードは全て習い始めてから知ったこと。何より、ナンタケットならではのカゴ目の美しさに惚れ惚れします。いつかミニチュアのクリスマスオーナメントを編んでみたい!と憧れています。
[カゴの刺繍は写真とイラストで丁寧に説明]
一見難しそうな「バスケット刺繍」ですが、法則がわかればとってもシンプル。
クロヤギシロヤギのキットの中では、登場するステッチの多いタイプ、中級向けかなと思います。
かなり珍しいステッチや、もしかしたらクロヤギシロヤギのオリジナルかも!?というステッチも登場します。
その分工程写真を多めに、丁寧にHOWTO資料をお作りしました。
登場する技法が多いということは、学びも多いということ!
作る楽しさに加え、新たな発見も併せてお楽しみ頂きたいです。
[星の金具はナスカンになっています]
カシャンとはめられるため、飾る場所の幅が広がります。
天井などから吊るせば、金具が回転する度に後ろの「メリークリスマス」の文字も目に入ります。
動きがインテリアに表情を添えてくれる、楽しいインテリアです。
[刺繍糸について]
バスケット刺繍は人によって必要とする量が大きく変わるため、今回は全てのカラーを束でお入れしています。
刺繍しやすい65cm前後にカットし、指示書の本どりに分けてご利用ください。
※刺繍糸は「三つ編み処理」をしておくと便利です。詳しくは以下リンクをご確認ください↓
・
刺繍糸は「最初に三つ編みにしておく」と使いやすい
糸がたくさん入っているので
ハンカチに刺繍してプレゼントしても◎
[チャコピー推奨カラー]
くっきり写りやすい
コピーペーパー 赤をおすすめします。
サンプルは
チャコピーグレーで写しましたが、見づらく難易度が上がるので、慣れている方向け。
[お道具について]
刺繍に使うもの
・刺繍針(6-7号)
・ピンクッション
・刺繍枠8〜10センチ
・チャコペーパー
・トレーサー
・糸通し(スレダー)
・糸切りバサミ
仕立てに使うもの
・縫い糸、縫い針
・布切りバサミ
・目打ち
※商用利用はご遠慮ください。個人的に楽しむためにご利用でお願いします^^
詳しくは
刺繍道具スターターキットの説明ページをご覧ください。
それぞれ個別購入して頂くこともできます。
仕立てにオススメの
縫い針。専用の針を使うことでよりきれいにお仕立てができます。
サイズ
クリスマスツリーの出来上がりサイズ(金具除く):約16.5cm×13cm
種類
A)フルセット 図案一式+刺繍糸+布+パーツ
B)図案一式のみ
内容
A)またはB)のセット内容
(1)刺繍見本写真
(2)ツリー図案
(3)ステッチの指示書
(4)型紙
(5)刺繍のやり方
(6)仕立て方の説明書
(7)布(ブロックプリント)
(8)刺繍糸(束)
(9)革紐、革の縫い糸
(10)星のナスカン
B)のセット内容
上記の(1)〜(6)
おうちでご用意頂くもの
刺繍に使うもの
・刺繍針(6-7号)
・ピンクッション
・刺繍枠8〜10センチ
・チャコペーパー
・トレーサー
・糸通し(スレダー)
・糸切りバサミ
仕立てに使うもの
・縫い糸、縫い針
・布切りバサミ
・目打ち
お洗濯とアイロン
刺繍作品のお洗濯は手洗いかネットの使用がオススメです。バッグなどは裏返してからネットに入れて洗いましょう。たらいなどに洗剤を溶かしたお水を張ってつけおきしたり、ネットに入れて手洗いモードでお洗濯するなど、やさしくご対応頂くことで刺繍部分が長持ちします。
ブローチやキーホルダーに仕立てた後はお洗濯不可。
ブロックプリントの色落ちについてのご報告
「今回使用している布に色落ちは起きませんでした」
仕入れたブロックプリントの布は、5~6回洗いをかけてアイロンをかけることで目を揃え、色落ちの確認をしています。全て手仕事で染められているため、色の濃いもの、自然染色のものなどは色落ちが続くことがあります。水濡れによる色移りにはご注意ください。